DETROIT

1967年 米デトロイトでアフリカ系アメリカ人による暴動が起こった中で起きた実話。

全編通して目が離せなかった。また好きとか嫌いとか言ってる場合じゃない映画だった。

警官のフィリップみたいな黒人を簡単に殺す差別主義者は他にもたくさんいたんだろうね。差別意識だけ植えられて正義を履き違えた1番警官になってはいけない人が銃と権力を振り回す時代があったんだ。

本作は事件のあったモーテルにいた人にインタビューをした記録としての映画になっていたから実際の所は闇のままだ。映画にしてみると真実に見えたし嘘だとは思わないけど実際の所はその場にいた人達にしかわからないのだ。

永井豪先生の言葉を借りると正義は見方を変えると悪にもなる。だから正義を描くにはあまりにも難しい。

この映画に主役という主役はいないがキーマンのディスミュークスを演じたのはスターウォーズのフィン、ジョンボイエガ。

6月にはスピンオフ【solo】の公開も楽しみ。

そしてオハイオ州からデトロイトへ旅行に来ていてたまたま事件のあったモーテルに泊まっていた運の悪い女ジュリーを演じたのは 【Godhelpthegirl】キャシー役のハンナマリーだ。