BATTLE OF SEXES

実在した女子テニスプレーヤー、ビリージーンキングに焦点を当てた作品。

73年、米。女子テニスの世界チャンピオンのビリービーンキングは優勝賞金が女より男の方が8倍も高い事を理由にテニス協会と大揉めした後脱退。女子テニス協会を立ち上げる。

そんな彼女に元男子世界チャンピオンのボビーリッグスが男性優位主義代表でビリージーンキングに挑戦状を叩きつける。一度は断ったもののある出来事をきっかけに挑戦を受ける事を決意。

この勝負(試合)こそが全世界が注目したBattle of sexes(性差を超えた戦い)だ。

本作ではスポーツ伝記映画にありがちな幼少期から引退まで〜な流れは一切使われない。

この試合だけにピックした構成なのでテンポも良かった。

タイトルのBattleofsexes。試合の名前だけの意味ではあまりにも小さ過ぎる。

色々な意味が込められていたのが観てもらえばわかるはず。

男女平等なんて今となっては当たり前になってきてるけどLGBTの問題は今の時代もあまり変わってない。

それほどマイノリティーなのだろうと感じた。