ピーキーすぎてお前にゃ無理だよ
1500円で映画2本立て見れちゃう目黒の良心とも言うべき老舗名画座”目黒シネマ”。
そんな目黒シネマで大友克洋の代表作アキラとその彼が監督したスプリガンの劇場版が演ってるとが騒いでいた。
しかも35mmフィルム上映、、、、
おいおいたまらんなオイ!てな感じで一人足を運んでみた。
入り口から地下へと降りる階段横に貼られた大友氏監督作品のポスターが心を揺さぶる。
てか老人Zをスクリーンで見てぇ。
そして券売機でチケットを購入して顔を向けた先には両作品のポスター。
ハハ、たまらんなコレ。
てか、ポスター含めて全部撮りたいのに人が全然捌けねぇ。
アキラもスプリガンも当然原作は読みまくった。
アニメも何度も見てきたしとても好きな作品である。
まあ映画版のスプリガンは何でこのエピソード?とかジャン渋すぎね?とか何だよあのノアの箱舟のデザイン?とか思う所は多々あるが、素晴らしいアクションと音楽。必見です。
そして奥には大友氏の作品の表紙が展示されていたりと、スクリーンに入る前から目を楽しませてくれる。ホント素敵。
そして上映時間。
開始前にはチリンチリンとベルで知らせてくれ、ブザーともに暗転。
そしてやはり35mmフィルム。
スクリーンにチリチリと過ぎていく埃。やらかな色調。
終始素晴らしい空気感が辺りを包む。
決してノスタルジーに浸る訳では無いが、子供の時に感じた”これぞ映画”という物が目の前に広がっていた。
やれデジタルリマスターだ4Kだ何だと高画質が持て囃されているが、粗い画だからこそ目に、記憶に突き刺さるモノがある。
とても素晴らしい体験をさせて頂きました。
ありがとう目黒シネマ。
まぁ、ただ高画質高音質のBD版も見たいけどね。
BDプレイヤー持ってないんで誰か下さい。PS4でも良いです。
text/B・Bashful
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