D.Gray-man ディーグレイマンがちゃんと連載していて安心

via ジャンプスクエアウェブサイト

D.Gray-man、通称ディーグレまたはディグレは週刊少年ジャンプ2004年27号から2009年22・23合併号まで連載されていた。殺戮兵器AKUMAを払うエクソシスト擁する「黒の教団」と世界の終焉を目論む「ノアの一族」を率いる「千年伯爵」との戦いが描かれる。

ベルセルく週刊少年ジャンプ増刊の赤マルジャンプ2009SUMMERの掲載後、「ジャンプスクエア」にて2009年12月号より2013年2月号まで連載。2年半の長期休載を経て新増刊号『ジャンプSQ.CROWN』に移籍し現在に至る。ジャンプ連載時においても後半は休載が多かった。いわゆる冨樫病に冒されてしまったのでは、などとまことしやかにささやかれる中で、連載開始から14年経った今もちゃんと連載は続いており、物語は佳境を迎えている。

赤マルジャンプ2009SUMMERの掲載を経てジャンプスクエアにて2009年12月号より2013年2月号まで連載。2年半の長期休載を経て新増刊号ジャンプSQ.CROWNに移籍。作品がジャンプを離れてしまってからというもの、目にする機会がなかった。一体あのマンガはどうなっちまったんだと気になったので、この度単行本でまとめ読み。ストーリーは王道だが、複雑なキャラクターたちの心理描写やグロ設定など、ただの王道ファンタジーマンガにはない、ダークサイドにそそられる。旧約聖書の内容をオマージュし、ゴス、SF要素をプラス。エクソシストってめちゃくちゃヤバイやん。あと敵強すぎィ!となり、つい続きが読みたくなってしまうのだ。ファンタジーSFの巨塔「ベルセルク」に匹敵するポテンシャルを秘めた漫画なのではないか。。などと思い始めているが長期化してほしくないので、作者には頑張ってほしい。

現在連載中のジャンプSQ.CROWNは今年1月に発売されたWINTERでなんと刊行が終了してしまったのだが、4月には新増刊ジャンプSQ.RISE(スクエアライズ)が創刊される。今後、主人公アレン・ウォーカーの人生がどうなっていいってしまうのかを見守るとともに、ディグレの有終の美をこの目で見たい。