SUPER MARIO OF THE DEAD

世界で最も有名なゲームキャラとして名高い「スーパーマリオ」氏。

派生シリーズを除いたアクションゲームのシリーズだけで約2億4000万本以上売れたポケットモンスターよりもモンスターな男なのですが、比較的よく死にます。

穴に落ちては死に、亀の甲羅で死に、タイムアップでも死にます。


そんなマリオ氏の事を考えていたら

「スーパーマリオは世界の累計で何回死んでいるのか?」

という疑問が生まれました。

今回はこの疑問について真剣に考えていきます。

まずはソフト1本あたり少なくとも100回は死んでいるだろうと予測してみました。

2億4000万本 × 100回 = 240億死

この時点で「100万回生きたねこ」をオーバーキル。

更に計算の精度を上げたいと思い、インターネットで調べたところ、興味深い情報が見つかりました。

米任天堂のWiiU向け『スーパーマリオメーカー』の売上情報に関するツイート。

「本作の世界累計販売本数は350万本を突破、全720万ステージがユーザーにより作られ、すでに6億回プレイされたようです。」


2016年5月18日時点の情報で発売日は2015年9月10日なので約8ヶ月間。

350万本で6億回プレイということは

6億プレイ ÷ 350万本 = ソフト1本あたり約171プレイ


コースをクリアしてるパターンもあるのでプレイ回数に対しての平均死亡率をかけたいのですが、それらしいデータは見付かりませんでした。
とりあえず真ん中をとって死亡率50%と仮定します。
(実際にはマリオメーカーでは鬼畜難度のコースが多そうなのでもう少し死にやすくなると思われますが)

171プレイ × 死亡率50% = ソフト1本あたり85.5死


発売から8ヶ月間でのデータですのでソフト1本あたり1ヶ月で約10回死んでいる計算になります。

このデータを他のシリーズにも当てはめてマリオの累計死亡回数を推定してみます。

発売から時間が経つほどプレイされる回数は減っていくはずなのですがどの時点から減るのかは不明です。

今回は他にデータかありませんので発売から8ヶ月間は毎月ソフト1本あたり平均10回死に、9ヶ月目は9回、10ヶ月目は8回と、毎月平均が1回減っていくものとします。

ただし根強い人気があるシリーズのため、平均1回の翌月に0回にはならず、1回になった時点(17ヶ月目)で減少は一旦止まり1年間継続し、そこからは1年経つ毎に前年の10%死亡回数が減っていくという計算をしてみます。

Wikipediaで売上本数のわかるアクションシリーズ18種で手計算は私には無理なのでExcelを使ってみたところ


48205421830死 (482億542万1830死)

という答えが返ってきました。
死に過ぎ。

念のため8ヶ月目以降は前月から5%減少するという計算もしてみましたが

61095957063死 (610億9595万7063死)

増えてしまいました。

更に毎月の減少率を10%にしてみたところ

39025061661死 (390億2506万1661死)

となりました。

最初の計算が後の2つの中間くらいになったので意外に妥当な計算だった様に見えますね。

とりあえずスーパーマリオは今までに390〜610億回くらい死んでいることがわかりました。
これだけ多くの死で我々を成長させてくれたマリオのことを思うと涙なしには語れませんね。


ただここまで書いといてあれなんですが、私が本当に訴えたいのは

「どう考えてもマリオよりもクリボーの方が数十倍死んでいる」

ということです。

私はもう面倒なので誰か計算して下さい。

text/BLACK・DOC

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