T.R.E.A.M.presents田中面舞踏会

2030年のクラシックラップアルバムが誕生。

謎のツイッターアカウント「今夜が田中」の魅力に引き寄せられた屈指のサウンドクリエイター、ラッパーたち。彼、彼女らは地方、都内を問わず、T.R.E.A.M.という大きな流れを生み出した。クルーや土地の垣根を越えた「今夜が田中」という概念によって結ばれし者たちにより、田中面舞踏会という、現実世界に今夜が田中、通称トニーコンタナを召喚するイベントが幾度か開催されるに至る。今作は満を持してリリースされた田中面舞踏会のオフィシャルサウンドトラックというわけだ。

「今夜が田中」とは一体だれなのか。その正体はPUNPEE とも言われているし、違う人物じゃないかとも言われておりその謎と真相に迫る一枚となっている。ECD やMONYPETZJNKMN、Cherry Brown ,Ryugo Ishida など新旧バラエティーにとんだラッパーが2030年をテーマにラップを披露。2030年ではすでに地球は滅亡していて、たった一人生き残った男PUNPEE の「LAST MAN STANDING」で 物語の幕が開く。火星移住の実現した世界で、壮大な宇宙旅行へと聴くものを誘う。インターネットとサウンドが織り成す巨大なクラウドの臨界点。個人的にはFlammable のトラックを聴くことが出来ただけでも最高だ。

真夜中サウンドクラウドで偶然耳にした、一瞬の邂逅。アートワークからヤバすぎて、この人たちあぶねえyoとか思いながらも、聞き惚れてしまったT.R.E.A.M.田中面舞踏会が、よもやこんな大きな流れとなって盤になるとは。リードトラックともいえる「Local Distance 田中面舞踏会Remix」はリマスタリングされ、ある意味メインともいえるラインナップの特典盤にパッケージ。星野源の恋を最近カバーアレンジした抜け目ないポップソングアコギハスラーJohn Gustro アレンジのアコースティックバージョン「Local Distance2016」も聴きのがせない。


これ四年前とか、色んな意味でハヤすぎだぜ。

サウンドトラックからPVカットはMONYPETZJNKMN /SCALE