BLAME!×ACRONYM®×EDITION

人がネットワークにアクセス出来なくなった超未来。人類は機械に支配、駆除される存在となり機械から隠れるように生きていた。人に制御されなくなった機械は暴走。ひたすら都市空間を建設し続けて、地球は宇宙にまたがって無限の膨張を続けている。そんな果てしなく膨大な階層都市の小さな集落に、突如一人の男が現れる。どこから来た?その問いに男は答える「下。6000階層」驚嘆する人々に向けてこう続けた。「ネット端末遺伝子を持つ人間を捜している」それがあれば、人はネットワークにアクセスし、機械を制御出来るのだ。男の名は霧亥(キリイ)。人類に残された僅かな希望。

というのがあらすじ。「シドニアの騎士」「人形の国」を描く弐瓶勉先生の作品である。今まで何度か映像化され、2015年正式に劇場版公開を発表。2017年に二週間限定の公開となった。劇場も上映期間も限られていたので嘆いたが、なんとNetfrixでも公開と同時に配信。運営有能過ぎる。(映像と音楽を鑑みるとやはり劇場で体感したかったが)

そんなBLAME!とドイツ・ベルリンを拠点に洗練されたデザインとテクノロジー満載の高機能アパレルを展開するブランド「アクロニウム」がコラボレーション。ナイキのACGラインを手掛け、スニーカーのコラボモデルはプレ値が2倍ほどつく人気があるアクロニウムのディレクター、エロルソン・ヒューはBLAME!が大好き。トゥモローランドが運営するセレクトショップ、エディションで200着限定のTシャツをリリースした。半ば諦めていたんだけれど、3型発売された内のひとつを運よく定価で手に入れることが出来た。

アクロニウムの生地を使っており、ネックの幅は細めで気品が漂う印象。ロゴの配置、デザインもエロルソン・ヒューがこだわった逸品。ブラム!とアクロニウムのカタカナロゴが最高。インラインプロダクトは手が届かないけれど、これならばっちりだ。


エディション表参道ヒルズスタッフの伊藤さん、サイズや型を他店舗まで在庫確認してくれた。こちらこそありがとうございます。


弐瓶勉・講談社・東亜重工動画制作局のタグはオフィシャルの証。コットン100%の日本製。霧亥が超構造体を旅するが如く時間をかけて、ロゴがヒビ割れるまで着倒したい。