Tribute to Jeremy Klein DreamGirl F-LAGSTAF-F Dream and Reality フラグスタッフのSS18Teeはジェルミクラインをオマージュ
Steve Rocco(スティーブ・ロッコ)の World Industries(ワールド・インダストリーズ)オリジナルライダーとしてキャリアをスタートし、のちに生きる伝説Tony Hawk(トニー・ホーク)設立のBirdhouse Skateboards(バードハウス・スケートボーズ)で活躍したスケーターJeremy Klein(ジェルミー・クライン)。1993年ローンチした自身のスケートボードブランド「Hook-Ups」は90年代のジャパニメーションカルチャーを色濃く反映し、セクシャルなアニメキャラクターのグラフィックを大胆に落とし込んだスケートデッキやアイテムを数多くリリース。Hook-Upsのウェブサイトやクラインが別で開設したクライン indusriesなどで過去のアイテムも復刻されており、今なおカルト的な人気を誇るブランドだ。
via クラインindusries
村山靖之が手掛け、ボーダーレスなものづくりを掲げるF-LAGSTAF-FのSS18シーズンはジェルミクラインの代表的なキャラクター「Dream Girl」オマージュのアイテムが登場。コレクションごとに様々な国やコミュニティにインスパイアを受けてテーマを設けているF-LAGSTAF-F。今シーズンは日本とメキシコのサブカルチャーがコレクションテーマとなっている。まだインターネットが普及していない当時から海外の人が抱く、少しピントのズレたジャパンカルチャーへの認識は未だ根強い。本流とのズレこそサブカルチャーの真骨頂といわんばかりに、ジェルミクラインが切り取った日本のイメージを現代版にアップデートした。80年代〜90年代ストリート、古着、アメカジ、スケートカルチャーの断片を編集し、クリエイションするF-LAGSTAF-Fらしい皮肉まじりのオマージュといえるだろう。
Dream and Realityと名付けられたTシャツとロングスリーブTがすでにドロップされ、色やサイズによってはすでに完売。引き続き、ルックにラインナップされているアニメキャラクターの印象的なアニメ眼にフォーカスしたジャケットやセットアップ可能なシャツとパンツが今後登場予定。Dream and Reality Tee1のMAROONのみF-LAGSTAF-Fオンラインストアで購入可能。その他のアイテムは各取り扱いのセレクトショップにて販売されている。ジャパニメーションをあえて日本人が着ることに、ストリートファッションの持つ特有のひねくれたアイデンティティを感じる。F-LAGSTAF-Fがグローバルな感覚で表現するサブカルアイテムをぜひ身につけてみては。
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