KIZUMONOGATARI partⅡ

観てきました。レビューなんて野暮なことはするつもりありません。これは、羽川さん好きのための羽川さんによる羽川賛歌の映画です。巨乳にして、おさげにして、メガネJKの美少女が好きな方は、物語シリーズを知らない人でも見る価値があるかと思います。いろいろと、見せ場はあるんですけれど、言っておくと、僕は羽川フォロワーではないんですけれど、ファンの間では有名なシーン「羽川モツ」の映像化は必見ですね。熱血編だけに熱く、美しく内臓をぶちまけております。グロ注意、グロ注意ィです。エロとグロは紙一重とはよく言ったものですね。

物語シリーズを通じて、僕は作中のBGM、章ごとに変わるオープニング、エンディングが好きなのですが、傷物語熱血編は特に気持ち良かったですね。映画館の音響で聴けるのはとても贅沢な体験だと思います。三部作で都度1時間しか上映しないので普通なら鑑賞料が高く感じてしまうところです。普通なら。しかし、これは単なる映画ではなく、シャフトが社を挙げて挑む映像と音楽のライブショーケースとでも形容した方がいいのかもしれません。鑑賞後は映画を観たというよりもライブ後の余韻に近い、また次も観たくなる衝動に駆られるのです。今夏終わってしまった僕の好きな漫画の作者がライブ感を大切にしていると言っていた（と言われている）ことを思い出し、首を傾げていたのですが、なるほど、そういうことかと変な説得力を帯びてしまった模様です。前作鉄血編のサントラはレコードでもプレスされています。音楽を手がける神前暁さん、本当に素晴らしいです。

シリーズ通して一番好きな曲

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