DRAGON TAIL

サイヤ人って尻尾生えてますよね。

彼らの尻尾は弱点であったり、無いと大猿に変身出来なかったりと、他の生物とは一風変わった不思議な生態を見せています。

とりあえずサイヤ人の尻尾について知っていた知識や調べて出てきた事をまとめると

・産まれた時から尻尾が生えている
・頭髪とは違う色の体毛で覆われている(純血の場合基本的に頭髪は黒、尻尾は茶色)
・尻尾がある時に満月を見ると大猿に変身する
・強く握られると力が抜けてしまうが鍛える事で克服は可能
・切れても一定期間経つと再生する
・その気になれば自分で切断できる
・服に尻尾を外に出す穴を開けている
・垂らさず腰に巻くサイヤ人もいる
・強くなると生えてこなくなる事がある
・地球人などとの混血の場合、尻尾は劣性遺伝のため生えない可能性が高い
・尻尾が生えずに産まれた子供は高い資質を持っている

といった所でしょうか。


今回はこんな特徴から

「サイヤ人の尻尾は彼らの生活にどの様に関わっているのか?」

といった事を考えます。


サイヤ人は産まれた時には尻尾が生えているので、子供が産まれた時には
「こりゃあ良い尻尾の子供だ!将来大物になるぞ!」
なんていう会話をしているのは簡単に予想出来るでしょう。

尻尾は服に開いた穴から外に出すのが一般的なため、当然オムツにも尻尾穴が開いています。
なので惑星ベジータのオムツ会社は尻尾穴からの漏れも気にした開発をする様になります。
赤ん坊は尻尾を鍛えていない為、締め過ぎず緩過ぎず、絶妙な匙加減が必要ですね。

もちろん大人用の衣類にも穴が開いているのですが、人によって尻尾の太さは多少違うはずです。
この結果我々と同様の服のサイズ分けと共に、尻尾の穴径もサイズ展開されます。
「本体Mサイズで尻尾はLで」といった服の選び方をする訳ですね。

こういった文化が浸透して成熟していくと自然と「アイツの方が尻尾が太い」「あの子の尻尾の毛並みがエロイ」などと尻尾で優越感や劣等感、性的興奮を覚える様になっていきます。

尻尾用のシャンプーやトリートメント、尻尾を染める文化も誕生します。

しかしながら尻尾は鍛えないと弱点になってしまいますので、鍛えていない人達は椅子などに座る際に間違えて尻尾を挟んでしまい非常に痛い思いをします。
我々で言う「舌噛んじゃった」に近いイメージ。
あとはパートナーと一緒に寝る時に寝返りで尻尾に乗られてしまい悶えたりとか。
こんな事にならない様に大人は尻尾のトレーニングをするんですね。

尻尾を腰に巻くサイヤ人も多くいますが、間違いなく「右巻き派」と「左巻き派」がいます。
正装の時は男は左巻きで女は右巻きなんていう地域も出てきます。
因みに検索で見付かった画像ではベジータはとナッパは左巻き派です。



こんな風に色々と想像してみると戦闘民族なのに意外とかわいい人達に思えてきますね。

エリート戦士のベジータ様ですら朝起きてパジャマから戦闘服に着替える際には、尻尾の先端を持った状態でちょっと上半身を捻って尻尾の穴を探すんです。
あんなに偉そうなのに、どうしてもそれは避けられない。
ベジータかわいい。

text/BLACK・DOC